双子のコツ

双子育児の生活そのまま👶👶 生活くさい、細々とした日々の奮闘記です。

フタゴ4歳 お休みの日の予定は自分で決める

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2連休2日目の日曜日。


朝イチで次女のメガネを作りに行く予定があったので、長女はお留守番。



連休の初日は11月とは思えない、暑いくらいの晴天で、珍しくじーちゃんとばーちゃんもついてきて公園へ。


内職の納品先がちかいこともあり、県庁の駐車場に作られたなかなか行けない広い公園に。

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大きめの遊具と、広い芝生の広場。


芝生の小山があったりと、大きな子も赤ちゃんも別々の場所でのんびり遊べる。


ガラスを埋め込んだキラキラした歩道に興味津々。


長女は外れて転がっているガラスのカケラを集め、次女は葉っぱを集める。


気ままに過ごした後、近くのお店でランチしただけののんびりしたおやすみ。




初日は外の空気を味わったので、2日目は家の中でもいいし好きにさせようと思っていたら。


次女とメガネ屋さんから帰ってくると、まだ10時。


2人でしっぽりとガラクタのようなおもちゃで遊び出し、何かを要求もしてこない。


隙をみてガソリンマークが点灯した車に給油と、少し寂しくなった冷蔵庫の補給に。




このまま家で過ごせばいいかと思いながらスーパーから帰ってくると、長女が弁当箱を持ち出し、


「おこめいれてー」



「お菓子のお米?」


こめはぜのことらしい。


ままごとなのかと思って入れると、


「つぎはおかずー」


と。



なんだか本格的に。


今から昼ごはんを作ろうとしていたので、とりあえず梨と柿をむいて弁当箱に入れる。


するとまた小さな弁当箱を持ち出して、


「でざーとのつぎはおべんとう」


と、要求が。



「え?何もまだ作ってないよー」


と言うと、


「ピクニックでしょ!」


と返ってきた。




いつのまにか、ピクニックという予定に頭が変わっていたらしい。


あわてて丸いこんにゃくと、ふりかけごはんを詰める。


それだけでも喜んでくれる。




メリハリのある1日のためには、外に出たいと言ってくれるのは都合がいい。


今まではフタゴの体調と、天候やイベントの有無などを考慮して私がほぼ決めて提案していた。


どちらか1人が、

いく!

と言っても、もう1人は、

えーいえがいい〜

と言ったりすることがほとんど。


でも、結局は1人残されるのがイヤなので、だいたいは提案が通る。




この日は違った。


初めて、なんの提案もないところから長女が自分で発案。


お弁当箱につられて、長女の誘いもあって、自然とその波にのる次女。



お昼間近になって出発し、もちろん長女は行き先までは決めてない。


1番手近な公園は遊具や小さな小川が作られているが、大きな木があり鳥のフンなどで落ち着いて座れるところがない。


これまで何度か、お弁当を食べるのに困った過去がある。


"お弁当を座って食べられるきれいな公園"にしようと、たまにしか行かない小さな公園を私が言う。


「(お弁当を食べられる)いすないよー」


と、長女は気乗りしない感じ。


多分、遊具が小さいからだろう。


でも他には頭に浮かばない。


今更車で出直すほどの時間もない。


まあ、困って考えるという経験も大切だ、ということで、とりあえず小さな遊具の公園に向かう。



着いてみると、いすが結構ある。


しかも、鳥のフンわ虫などもたかっておらずきれい。


いままで、目に入ってなかっただけだったのだ。



石でできた椅子は、もう少し寒くなると座れないだろうなという冷たさ。


今日は暖かいのでちょうどよい。




早速、デザートの弁当やふりかけご飯の弁当をそれぞれ好きな順番に食べる。


どんぐりが豊富な公園で、私がどんぐりの帽子屋さんごっこをしながら2人食べ終わるのを待つ。

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半年前に比べれば、遊びながらでもさっさと全部食べた。



すべり台とブランコだけの小さな遊具。


ブランコにそれぞれ乗ったり、母の膝で乗ったり、背もたれのあるブランコの取り合いになって2人で一つに乗ったり。


母の盛り上げに乗ってくれて、案外楽しく過ごす。


遠回りして初めての道をのんびり通り、まだ帰りたくないとごねていた2人も、もう少しで家に着くあたりで疲れたーと昼寝したいと言い出す。


しめしめ。

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要所要所、疲れる場面はあれども、2人ともよく協力してくれるようになった。


おかげで、最近の外出は母も気持ちよく楽しいと思える瞬間が増えてきた。


「ピクニック提案してくれてありがとう。おかげで楽しかったよ。」


と長女に話す。



そろそろ、2人に役割や分担をする段階にきたのかも知れないと思ったお休みの日。