フタゴ 秋のバスお出かけ🚌 自分たちで決めた予定はどう進む?
曇りの天気予報だった今日。
フタゴの顔色次第で、
①木を使っての笛づくり。
②公園で縄跳びの練習
③手作りの舟で遊ぶ
のどれかで今日を過ごそうと早朝に計画。
2人とも、いつもより30分ほど長く寝てから起床。
朝ごはんに、
バナナ
ブドウ
米はぜ
うずらの卵
きゅうりのぬか漬け
バターはちみつトースト
食べ終わる頃、
さて、どうしようか相談だなと思ったとたん。
次女「ばすのりたいー」と。
そうか。
じゃあ、頭を切り替えて…
ゴミ捨ての時に、予報よりだいぶ青空が広がっていたのを確認していたので、
「じゃあ、ノッティ(コミュニティバス)に乗ってお出かけしようか?」
バスに乗るのが目的なので、先のことは頭にない2人。
コミュニティバスなので、1時間に1本。
でも100円で乗れ、未就学児1人目は無料。
朝ごはんはそこそこ食べたので、お弁当は作らず最低限のおやつと牛乳だけ持って、母の準備は5分で完了。
2ヶ月ほど前までは、さあ出掛けるよと呼びかけ始めてから玄関を出るまで40分はかかっていた。
服はこだわるし靴下を取り合うし髪型が決まらないしトイレを面倒がるし……
ここ一月ほどは、母が怒る前にと思うのか、母は言い出したら曲がらないと諦めがついたのか、一度呼びかけると少し間はあるけど自分から動くようになった。
バスの発車する決まった時間があるということも、おそらくわかり始めていると思う。
とにかく、バスに間に合うことと、今日の気候に合った服装を自分で考えてもらうことを優先する。
行き先は乗ってから考えよう。
未だに半袖半ズボンで過ごしたがる長女。
今日も朝からお気に入りの同じ格好。
「一度外に出て洋服決めてよー」
と、何度も呼びかけるも不服そう。
無理矢理私が決めて嫌がるのを着せるよりも、出掛けてみて"寒い"という体験をしながら学んでほしい。
どうするのかと、遠目に様子をうかがっていると、ばーちゃんに着替えの手伝いを頼んだもよう。
ここ1カ月ほどで、半袖半ズボンで外出はちと厳しいとはわかってきてはいたのだろう。
外に出てみる前に、自分から決断したらしい。
おかげで、ほとんど大声を出さずに出発できた。
大人の足で1分で着くバス停に、2人と手をつないで歩き15分近く前に到着。
楽しいことのためなら、なのか、母が怒ると怖いからなのか、ずいぶんと余裕を持てるようになった。
あまり寒くもなく、おしゃべりしながら待っていてもいいのだけど、体力がついてきてちょっとした遊びくらいでは昼寝の時に寝つきが悪くなってきていることを思い出し、
「時間があるから、別のバス停まで歩こうか?」
まだ、だいたいの提案にうん!という2人。
つかれるーと言いながらも、次のバス停へ。
つい2,3カ月前まで、この一つ分のバス停の距離でさえ、
気温
体調
2人の機嫌
トイレ大丈夫!を信じていいのか
バスに間に合うか
行き先での遊びに影響が出ないか
…
頭の中がぐるぐると回るように、心の準備が必要だった。
これまでの数回のバス体験と、保育園での散歩、トイレのガマン具合…
自分達である程度見通せるようになってくれて、私も今までより考えることを減らすことができた。
成長というのは、
大人が考えてあげていたことを、自分のこととして自分で考え判断できることが増えること、
なのだなと感じた今日の外出。
今日は成長した2人に甘えて、いつもと違う遊びを〜とやっきになってしまう自分を抑えて、慣れたバス停で降り、いつもの公園で遊んだ。
町花である、椿を集めた建物に、
次女「おはなみるー」
と自分から言いだしたり、4度転んでも
長女「ばーちゃんたちにみせないと」
と傷自慢をしようとしたり。
同じ公園でいつもの遊びでも、2人の今までとは違う言葉や動きをじっくり見ることができる楽しみ。
2人のためにも、自分の心のゆとり、楽しみを大事にしようと思う。