フタゴ次女の初メガネ👓 4歳児がちゃんとかけてくれるのか?
12月1日、注文していたメガネが出来上がり、うきうきの次女と受け取りに行った。
そう。
本当に次女は楽しみにしていたのだった。
心配して損した気分。
馴染みのメガネ屋さんに次女のメガネを作りに行ったのは、その1週間前。
人見知りをしたのは一瞬だった。
個性的な、でも派手ではなく顔の印象が強くなるメガネをかけた、50代と思われるご夫婦。
店内は磨き上げられ、暖かな照明の中で重厚な応接セットが置いてある。
丁寧で優しいご夫婦にすぐになつき、"メガネのおじちゃん"と呼びながら抱っこを要求するという…
予約制のメガネ屋さんというのは、たぶん珍しいのではないかと思う。
ちょっとした調整くらいだと、いちいち予約するのは面倒なうえに、なんだか申し訳ないような気がして一時は足が遠のいていた。
ただ、腕の確かさを実感しているので、フタゴが落ち着いてきたころから、また時々予約してお世話になっている。
フタゴがまだ2歳くらいだったと思う。
節約のために、慣れたコンタクトをやめてメガネで育児をしていた。
あまりの忙しさに、メガネをかけたまま寝たり変なところに置いて自分で夜中に踏んだりと、久しぶりに直してもらいに行くしかなくなった。
そのときに、メガネをかけた子どもさんをよく見るねという話をした。
小さな子どもは自分で目の不調に気づきにくいということはどこかできいていたので、子どもを産んだ後、
私は気づいてやれるのか?
と、ずっと不安だった。
そのことをふと思い出し、
「必要になったら、こちらで子どものメガネを作れますか?」
という質問をそこでしていたのである。
今回、次女がメガネをかけなければいけないと言われたときに、動揺しながらも混乱せずに済んだのは、信頼するメガネ屋さんとそういう話をしてあったからだ。
おかげで、
"次女が出来るだけ辛い思いをせずに、長くメガネをかけられるように"
という一点に集中することができた。
ご夫婦はプロに徹し、愛想よく話をしながらも、長引かないようにとんとんと進めていく。
勧めるフレームもレンズも、淀みなく質問に答えてくれる。
当たり前なんだろうけど、話し方がいやらしくなく誠実さを感じる。
やっぱり気になるのはレンズの金額。
遠視の度合いによって、レンズの種類もオススメが変わってくるらしいのだが、いかにも子育てに追われて疲弊してますという私の姿のせいか、保証のことや家族がすでに購入していることでの家族割引などしっかり話してくれる。
市に提出する、助成の申請についても教えてくれる※1
※1助成の金額は、市によっても子どもの目の障害の程度によっても違ってくるのでこれは直接聞かないとはっきりはわからない。
後日、メガネ購入の領収書と医師の指示者を持って行くと、国民健康保険と子育て支援課と2つに申請するようになっていた。
今のところ、まだ支給決定書は届いていない。
子どものメガネなので、大人ほど種類があるわけではなく、耳にかかるツルが丸くなって子どもが激しく動いてもずれにくくなっている"トマトグラッシーズ"という名前のもの。
デザインはほぼ1つだが、色は思ったよりは種類がある。
次女が選んだのは、ピンクのフレームの中でも、ハートの柄が1番がはっきり見えるもの。
これー💕
とすぐにくいついて、即決即断。
レンズも特に迷う必要もなく、"この遠視の度合いならこの程度"というだいたいの流れは決まっているようだったので、すぐに決まり。
後は子どもの目と耳の位置で微調整。
次女はぴょんぴょんと跳ねるように店内を動き回り、合間にメガネをかけて調整に応じる。
終始ご機嫌。
メガネの取り扱い方のビデオを簡単に見て、お支払い。
約35,000円。
まあ、これくらいはするよね…
いくら助成していただけるのやら。
出来上がりに1週間かかるので、持って帰れないと聞いてガッカリの次女。
帰りの車の中も"メガネのおじちゃん"ともっと遊びたいと言う始末。
楽しかったなら、まあよし。
そして、1週間後の受け取りの日。
前日から楽しみにしていた次女。
出来上がった可愛らしいメガネに大喜び。
耳のかかり具合も直してもらい、すぐに完了。
喜んで自分から手を伸ばしてかけてくれることに、心からホッとした。
その日は1日ずっとかけていた。
勝負はこれからだ。
翌日以降も、飽きずにかけてくれるか。
見えにくくてイライラしないのか?
保育園でもかけていられるのか?
耳や鼻が痛くならないか?
ご褒美作戦をフル活用しなけらばならなくなりそうだ…