双子のコツ

双子育児の生活そのまま👶👶 生活くさい、細々とした日々の奮闘記です。

フタゴ次女(4歳11ヶ月)に、初めて対等に真剣に話して良かったこと👶👶

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ここ1ヶ月は自宅で遊ぶ日が増えた。

11月までは、少々寒くても公園に行ったりできていたけど、さすがに外遊びはキツい気候に。

そのせいだろうか。

ある日曜日、次女があまり返事をしないことが突如気になった。


3歳半検診では耳に関しては、何も言われなかった。

それから1年半経つ。

中耳炎などにも、耳を触ったりしたら痛いのか痒いのか聞いたりと気をつけていた。


次女の、返事をしない、人への反応をスルーするというのは、小さな時からの"基本姿勢"な感じだった。

長女よりは言葉の数や、気持ちを表現につなげる瞬発力がゆっくり育っていた次女。

2,3歳の時は、大人の言っていることがわからない時に返事をスルーし、3,4歳の時は言っていることはわかるけどどう返事をしたらいいのかがわからない時にスルーする、というよりは頭の中で考えていたのだと思う。


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次女が現時点でどこまで理解しているのか、どれくらい表現できるのか、

お風呂の時など周りが静かな2人きりの時に、保育園の出来事や次女のその時の気持ちをたずねて、どんなふうに話すのか確認するようなことをこれまでも度々してきた。


その確認の都度、成長を感じ、特に心配するようなことはなかった。


ところが、ここ半年の間に2人は成長に伴いどんどん言うことすることが変化し、母の怒りにも次々と違う反応をするようになった。

最近の次女は、わたしの怒りが爆発する前にうまく立ち回ることもあれば、サッといなくなりじーばーのところへ静かに逃げたりしていた。

その点だけ見ると、むしろ成長のように思えるのだけど、わたしの呼びかけや注意に返事をしないことも引き続き目立った。

だいたいは、テレビや遊びに夢中になっている時だったので無視というよりは気がついていないという感じ。


今思えば、外遊びをしている時は返事率は高かったのかもしれない。

外出中は、何度も呼んだり繰り返して注意したりということはそこまでなかったのだ。

それが、1日を家の中で過ごすようになって2週間ほど経った頃、こちらがイライラする・疲れるくらい呼びかけなければならずストレスを感じていた。


近くで何度も呼んでいるのに、気がつかないように遊び続ける。

それまでイライラしていたのが、突然血の気がひくようにゾッとした。

思わず、

「次女ちゃん、聞こえてる⁈」

と言っていた。

「聞こえにくい⁇」

とも。

かすかに頷く次女。


まさか⁈

一瞬驚いて、頭が真っ白になった。


ちょっと待った。

次女がどういう意味合いで頷いたのかは、まだわからないぞ。

わたしの勢いに押されたのかもしれない。

次女の性格上、怒られるのが嫌で耳のせいにした可能性も高い。


「次女ちゃん、前から先生にも友達にもなかなかお返事しんやろ?」

頷く次女。

「家でもなかなかお返事しないから、お母ちゃん耳の心配をしんなん。」

耳が聞こえにくいなら、お医者さんに行かなければならないと。

こう言ってしまうと、ほんとに聞こえにくい場合怖がってしまうのが心配だったが…

「お母ちゃん、次女ちゃんが聞こえてるのにお返事しないのか、お耳が病気で本当に聞こえにくいのかわからない」

本気で話した。

本人が意味がわかるように気をつけはしたが、それよりも本気の心配が表に出て大人に話すかのような態度になってしまった。

とりあえず耳の判断は置いておいて、次女の態度によって周りがどう思うかだけは伝えておかなければ。


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今までも、先生や友達が次女ちゃんからお返事もらえないと嫌な気持ちになるよと折々に話してきた。

これは、耳に問題がない前提である。


前々から、保育園の先生と話していた時に

「2人とも、都合の悪いことは返事しないけど、褒め言葉とか都合のいいことには返事くいぎみだよね(笑)」

と話題にあがっていた。


翌日、医者に行く前にと保育園の先生に、不安を感じ始めたことを伝えて何か気づいたら教えてほしいと頼んだ。



ところが、次女に本気モードの心配顔で話した後、次女の行動が変わった

だいたい1度の呼びかけで反応し、遊んでいて反応が遅れて2,3度目の呼びかけになってしまっても、本人も"おっとっと"というような、気をつけている感じが伝わってくるのだ。


私自身も、判断するために必要以上に大きな声では呼びかけず、静かに確実に本人の方を向いて呼びかけるようにした。

すると本人も、

わかっているよ

聞こえているよ

ということを伝えるように、わたしの目を見てふりかえるようになったのである。


本気で話したその日の夜から、なんというか、責任を感じて行動しているように見える



保育園の先生も、注意して見てくれていたようで、

「大丈夫そうじゃないですかね⁈」

と言ってくれた。

次女とのやりとりで、小さな声で話していたことにも的確な反応をしていたらしい。

不自然な感じは受けなかったようだ。

今までも特に目につくことがなかったようなので、当たり前なのかもしれないが。



ちょうど1週間後に、年に一度の発達を診断するための受診が決まっている。

その時に、生まれた時からの担当の医師に念のため相談することにする。

診察の前でよかった。

生まれた時からの経過を知っている医師に相談できると思うと、それだけで安心だ。


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ひょんなことから、ふわふわと大人をこわすように生きている次女に真正面から向き合った今回。

心臓が止まるかと思うくらい心配したけど、次女に自分が話した内容が響いたことが何よりもうれしく、本人の生きる力をかいまみることができて安心した出来事になった。