双子のコツ

双子育児の生活そのまま👶👶 生活くさい、細々とした日々の奮闘記です。

フタゴ長女4歳 初めての虫歯治療開始🦷 ①口を開けず…そういう時はどうなるの?

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1年前から、歯医者さんに慣れるためにメンテナンスに通っていたフタゴ。

 

まあ、せいぜい2回ずつほどしか行けていなかった。

いずれもあまり口を開けずに終わってしまったと思われるのが長女だった。

 

通い始めた時、まだひとりで横になって口を開けるのは難しかったので、診察にはばーちゃんにもついてきてもらっていた。

たまたま、次女とわたし・長女とばーちゃんという組み合わせで診察ベッドへ。

その時も、次女が見てもらった子ども慣れした歯科衛生士さんだったら、長女も口を開けたかもなーと思ったのだけど…

電話の度に、希望の衛生士さんは予約が目いっぱい混んでいて、結局長女は以前に見てもらった衛生士さんで続けるしかなかった。

 

虫歯発見から、ようやく診察に行けたのは1ヶ月ほど経ってから。

長々と拒まれるのが面倒だったので、前夜まで歯医者で保育園お休みすることを伝えなかった。

当日の朝、案外すんなりと

「はやくはいしゃさんいきたいー」

と、どこか違うところと勘違いしてるんじゃない⁈というくらいの反応。

"くうぴいの本"や"おさるのジョージ"で慣らしといたのが功を奏したのか⁈

「しむー!」

のバイキンと戦う回の、楽しげな歌とダンスをフタゴは繰り返し見ていた。

 

 

案外すんなりいくんじゃ⁈というぬか喜びも、名前を呼ばれてベッドに座るまでだった。

 

衛生士さんに

「みーせーてー」

と言われても、静かに警戒心をにじませて固まっている。

痛くないよ?

見るだけ

痛くないうちに治療したらいいよー

このままじゃ痛くなるよー?

言葉を変えたりしながらも、ほぼ上記の意味の声かけをすることしばし。

見るには見れたが、次はレントゲン。

レントゲンを撮る小さな部屋に移動して、先ほどと大差ない意味合いの声かけをさらに重ねる。

おしゃべりな長女は黙りこくって、わたしと衛生士さんの説得を聞いている。

一瞬気が向いたのか、口を開けてくれ、写真を写す小さな四角の紙を何とかほっぺと歯茎の間に差し込み…

スイッチを押す寸前に、顔を背けられた。

 

あの時撮れてたらな…

 

と何度思ったか。

 

口に入れたものの角が、頬の中で当たったのが痛くて驚いたようだ。

その後は泣き出して、ガンとして口を開けなくなってしまった。

気分を変えようと診察ベッドに戻り、大きなデジカメのような機械で写真を撮ろうとするも、やはり口を開けない。

衛生士さんから

「無理やり撮っちゃうよ?」

と、何度か脅しのようなセリフも出たけど、効果なし。

助っ人を呼んで、衛生士さんが口をこじ開け強制的に写真を撮った。

もう大泣き。

わたしも汗かきかき。

 

何とか写真に写っていた。

奥歯の間に隠れている虫歯は、写真で確認するとけっこう大きいらしい。

しばらくすると痛みが出るかも。

治療の時も痛むかもとのこと。

そして、

「慣れている歯医者の方がいいかも」

と、ここでのやんわり断られた。

治療することはできるけど、無理やりするのはちょっと…と。

 

"小児歯科"

と掲げているような、小さな子どもの治療を専門にしている歯医者なら、もしかしたらもっと上手くやれるのではないかと

 

どうします?という判断を委ねる聞き方だけど、どうも扱いに困ってこれ以上は関わりたくなさそう。

子どもにしても衛生士さんにしても、わたしがゴリ押しすることはできない。

わかりましたと支払いをして帰る。

 

帰りの車の中では、このまま口を開けなかったらどうしようと不安でいっぱいだった。

小さな子どもの口を無理やりこじ開けて治療するなんて、素人ではとてもできるとは考えられない。

不可能に感じる。

そしたら後は、痛みとの地獄の時間じゃないか。

この時はただただ不安だった。


でも、慣れた歯医者さん紹介してもらえたし!と 

家に帰って、慌てて違う歯医者の予約を取るため電話をかける。

もう12月も中旬になろうとしている。

年末年始、痛みが出たら大変だ。

どこか予約の空いているところを見つけないと…

 

1つ目、先ほど衛生士さんが教えてくれた歯医者に電話をかける。

例えばどこにありますか?と聞くと教えてくれたところ。

今までも、何かあるとそこに紹介してきているのだろうと…

「うちでは虫歯は治療していません」

電話越しにあちらの戸惑いが伝わってくる。

 

ええ⁈

どういうことだ…⁇

 

紹介先として馴染んでいるどころじゃない、矯正歯科だけのところだという情報も入ってないところを紹介されたようだ。

経緯を簡単に説得してみるも、電話先の受付の人も不思議そうにしてるだけ。

 

もう、わたしの不安はピークだった。