フタゴに プレミアム商品券で何を買おう?
最初は購入予定のなかったプレミアム商品券。
よくよく考えると、物入りな季節にありがたいものだ。
親子3人分で75,000円分。
その内、15,000円がおまけでいただける分。
なかなか稼げない身で、美容院もここ2年以上行っていない私には、
期間内に75,000円も使えるかしら⁈
と、そこだけが心配だった。
まあ、それくらいはざらざらと流れ出ているのがちょっと計算すればすぐわかるのだけど。
そこへ、ばーちゃんがお釜が壊れたーと騒が始めたので、ちょうどいいやと、
「買うならちょっと待って。」
商品券を購入するまで待ってくれと。
生活費すらめったに入れられないので、こういう時に少しでも貢献しないと。
その後の、ばーちゃんの炊飯ジャーの買い方を見て、案外買い物が好きなんだなあと今更ながら驚く。
しかも買い方がざっくりと雑。
新しい炊飯ジャーを使い始めて、あんまり前と変わらないとか言う始末。
ちょっと高めの買ってましたよね⁈
ちまちまとお金を使ってケチっている私には、一瞬カチンときた。
けど、すぐに思い直す。
さんざんお世話になってるし…
じーちゃんの世話であまり家から出られなくて、ストレスもあるだろうし…
まあ、使ってもらえてよかった。
(実際、私は前のジャーが壊れているとは感じていなかった)
大金を払って商品券を買ったことで気が大きくなって、あっという間に使い切った、ということになりかねないので、
''特別なことには少しだけ。
後は、日頃の食費と日用品に使う。"
と決めた。
15,000円分いただいたとしても、残りの60,000円は普通に払った分なのだから。
ウキウキと勘違いして、"いつもはできないこと"に使い切ってしまうことのないように…
『少しの特別なこと』
やっぱり子どものこと。
・じーちゃんと子どもたちにたまには温泉
・フタゴの新しいパンツ
・早すぎるが、ランドセル
・フタゴの雪用のブーツ
…
商品券を購入しにいくまでのあいだ1ヶ月ほどかかってリストにすると、案外出てくる。
最初は使い道が全く浮かばなかったのに。
人間、あるだけ使い、なかったら考えもしない。
お金持ちさんのお金の使い方を垣間見た気がする。
最初の5,000円の束は、タイヤ交換の道具購入に使った。
毎年、スタンドで替えてもらうか、自分で替えるか迷いながらもスタンドへ行っていた。
去年、兄にタイヤ交換のやり方を教えてもらったので、今年こそはと道具購入に踏み切った。
これも、商品券がなければ、やはり迷っている間に雪が降りスタンドに行っていただろうと思う。
次の5,000円の束は、日用品へ。
オムツや子どもの無添加シャンプーなど、必ず買わなければならなくなるもの。
3つ目の束は、クリスマスケーキ。
ケーキケーキ🎶と騒ぐわりに、あまり食べずに残すフタゴ。
今年はクリスマスのデコレーションケーキは買わないで、違うものにしようかとも思ったけど。
たぶん、じーちゃんばーちゃんが
"せっかくだから買えばいいのに"
と言うだろうと思い購入。
残り3冊、15,000円分。
期間内に使い切れるかと心配したのが笑える。
3月10日まで使えるというのに、11月末に購入してからあっという間にこれだけ使うとは。
私はかなりのケチなので、おそらくじーちゃんばーちゃんに渡さずに自分だけで使ったとしたら、4ヶ月で割り振って生活費に充てただろう。
じーちゃんもばーちゃんも、若かりし頃の貧乏生活で自分たちのためにお金を使う習慣はない。
子どものため孫のため。
それでも、こうやっていざとなると嬉しそうに商品券を使うところをみると、バブルの頃の名残もあるのだろうか。
お金を使う楽しさも知っているし、使いたくても使えない我慢のつらさも知っている。
本当は、楽しくお金を使って潤いのある生活ぎしたいだろうに。
私が稼げないので、孫のためにと一生懸命に節約してくれている。
結局、フタゴのために特別な買い物はケーキくらい。
後は、端数のお金で、一緒に植えようとチューリップの球根を買ったくらい。
じーちゃんばーちゃんに商品券を使ってもらえてよかった。
それが1番の使い道だった気がする。