双子👶👶 オムツを洗濯機で洗っちゃった事件
双子育児では、とにかく時間かせぎが重要。
出来るだけ、双子自身でしてもらえることを増やしたい。
でも、生まれた時からじーちゃんばーちゃんの協力があると、自然と何も自分でしなくなる。
母が
「自分でやってみて?」
と言っても、
すぐにじーちゃんばーちゃんのとこに行ってしまう。
ゲームっぽくしたりほめそやしてみたりと、何とかどっちか1人だけでも手伝ってもらおうとしてきた。
それが裏目に出たようで。
3歳の夏頃だっただろうか…
服の脱ぎ着をめんどくさがるので、
朝のパジャマ→洋服
洋服→お風呂
お風呂→パジャマ
のたびに2人を手伝うのが、私もめんどう。
ということで、
「はい!脱いでポイして!」
と、
"楽しげに洗濯機を指し示してゲーム心をあおる"
という手を使いはじめた。
まだオムツと布パンツの併用で、2人それぞれの進み具合も違うので、
「オムツはこっち!」
「それは洗濯機でオッケ!」
と、結局手伝いはしないが見張る必要が。
長女はそれにだいぶ慣れてきたので、次女にもゲームを導入。
はじめてから半年は経っていたので、ちょっと気が抜けていた。
次女のお風呂準備をばーちゃんに託して、先に長女とお風呂の中へ。
長女を洗っていると、次女もお風呂に入ってきた。
家中真っ暗にして寝かしつけをしている間に、洗濯終了となる。
子どもが寝付いた後、暗闇の中そっと1階へ。
洗濯物を干そうと、洗濯機の蓋を開けて手を伸ばし…
予想外の光景が目に入ってくると、思考が停止しますね。
あんな感覚、久しぶりだった。
ぺったんこになって、洗濯槽の下に円を描いて固まっている洋服の真ん中。
ぽっかりと空中に浮かんだように丸くなったオムツ。
理解できなくて頭が空っぽになる。
…
…あんなに気をつけてたのに何で⁈⁈
次の瞬間には、
は〜次女ちゃんか…
と悟りましたが。
自分でポイポイしてくれたのはよかったが、ばーちゃんは確認せずに洗濯機の蓋をしたのね…
洗濯機から出したくない…
小さなメモ紙を一緒に洗濯しちゃった大変さを思うと、洗っちゃったおむつの処理は果てしない。
とにかく、洗濯機から出す前に出来るだけゴミを落としたい。
おむつをつまんでゴミ箱へ。
家中寝静まって照明を落とした中、
水を多めに標準コースで3回洗濯。
この段階で、まだまだ微細な繊維が絡まりまくっているので、あんまりはたくと床が広範囲で綿ぼこりだらけになるはず…
洗濯機が止まったので、軽く叩きながら干す。
ぱっと見は、ゴミがついてるようには見えないけど。
干し終わってみると、床がじゃりじゃり…
ぞうきんで拭いて拭いて…
ここまでしてくたびれてしまい、明日明るくなったところで、どれくらいポリマーが残っているのか確認することにした。
心も身体もくたびれ果てて、 就寝。
翌日、乾いた状態でよく見てみると、カラッとなったポリマーがそこかしこにくっついている。
恐る恐るタオルをはたいてみると、細かい繊維が埃のようにふぁ〜っと勢いよく広がった。
息をするのもためらうくらい。
げんなりして、真っ白になった床を拭いて、その日は手を触れず干したままに…笑
現実逃避だね。
その夕方。
ばーちゃんが洗濯機を回していたけど、何も言わないし洗濯機はキレイになったのだろうと思っていたら。
洗濯槽の1番上のところに、給水ポリマーがびっしり!
こわくてばーちゃんに言えない。
あわてて拭き取ったけど…
翌日にはバレた。
2日経った洗濯機で洗ったシーツも、目に見えないくらいの細かいほこりまみれだったらしく。
覚悟を決めて、放置していたポリマーたっぷりの乾いた洗濯物を、叩いて叩いてホコリを出来るだけ落としてから、また洗濯機へ。
洗濯機を回している間に、真っ白になった床に掃除機をかける。
洗濯が終わった服を、干す時にまた叩いて叩いて…
それでもまだ出る。
さらに翌日、乾いた状態でよく見るとカラカラになったポリマーがポケットや縫い目のところなどに残っている。
物干しからはずすだけでも、まだ床が少し白くなる。
今度は洗濯物を外に持って行き、わずかに残ったポリマーを確認しながらしつこく叩く。
後は、通常通り着ていただこう。
ポリマーは、よっぽど叩かないと出てこないくらいにはなったので、
着ては洗濯して…を繰り返してれば、気にならなくなるだろう…
オムツを洗ってしまった後、洗濯機のゴミを集めるネットにはそれほど何もたまってなかったんだけどなあ…
ということは、ポリマーやオムツの紙はほとんど洋服やシーツにくっついて出てきたのか。
結局、その後1週間ほどはホコリっぽかったり、洋服を着るとざらついてみたり。
フタゴが産まれてからのこの5年で、1番ガックリきた失敗だった…